自差修正Q&A

マグネットコンパスの修正は岸壁や桟橋に着岸した状態でできないのですか?
Aできません。磁石に鉄がくっつくようにマグネットコンパスも影響を受けます。そのため。鉄塔や建物、タンカーなどの船から距離をとって修正を行う必要があります。
また、各方位ごとに自差を計測しながら修正を行ってまいりますので、旋回できるだけの十分な広さの海域で行う必要があります。
Q夜間や雨天時も可能ですか?
A磁気コンパスを修正するためには、まずは正しい船位を把握しなければなりません。
ジャイロコンパスにエラーがない、星や物標が視認できるなどの条件が揃えば夜間でも可能です。
また、雨天時についても可能です。しかし、船の大きさにもよりますが、海が荒れるとどうしても船が揺れ、磁気コンパスの針も動くため、細かな調整ができないため、キャンセルさせていただく場合がございます。
Q次の寄港地までに修正してもらうことは可能ですか?
A可能です。しかし、日程調整、外航船の場合には乗船許可が必要になりますので、お早めにご相談ください。
Q修正するための磁石やパーマロイ板などの道具が見つかりません。
A全くない場合は、メーカーから取り寄せていただく必要があります。
しかし、すでに磁気コンパス内部に入っているケース、当方に予備の部品があるケースもございます。
状態の確認を行いますので、お問い合わせください。
Q磁気コンパスに気泡が入っているのですが?
A永年使用するとコンパス液が気化し気泡ができます。
自差修正の際にコンパス液の補充を行いますので、事前にお知らせください。

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